交通事故にあうと、気が動転して「何から手をつければいいのか分からない」という方がほとんどです。
あとになって「あのとき、これをしておけばよかった」と後悔しないために、やることを時系列で整理しておきましょう。
この記事では、大分市で交通事故にあった方に向けて、事故の現場、当日〜翌日、1週間以内の3つのタイミングでやることを、チェックリストの形でまとめました。
事故の現場でやること

まずは自分と周りの安全を確保し、けが人がいれば救護を優先します。そのうえで、次のことを行いましょう。
- 警察に連絡する:小さな事故でも必ず連絡します。警察への届け出がないと、後で「交通事故証明書」が発行されず、保険の手続きで困ることがあります。
- 相手の情報を確認する:氏名、住所、電話番号、車のナンバー、加入している保険会社を控えます。
- 現場の写真を撮る:車の位置や壊れた部分、道路の様子をスマートフォンで撮影しておきます。
- 目撃者がいれば連絡先を聞く:後で事故の状況を確認するときに役立ちます。
その場で示談の約束はしない
相手から「警察を呼ばずにその場で済ませたい」と言われても、応じないようにしましょう。
後から痛みが出たときに、治療費などの補償を受けにくくなることがあります。
相手の情報を確認するときのメモ例
事故の現場では慌ててしまうため、確認する項目を決めておくと安心です。
| 確認すること | メモの例 |
|---|---|
| 相手の氏名・住所 | 運転免許証を見せてもらう |
| 相手の電話番号 | その場でかけて、つながるか確認 |
| 車のナンバー | スマートフォンで撮影しておく |
| 相手の保険会社 | 保険会社名と、分かれば証券番号 |
| 事故の日時・場所 | 交差点名や近くの目印も |
当日〜翌日にやること

痛みがなくても整形外科を受診する
事故の直後は緊張していて、痛みに気づきにくいことがあります。
痛みがなくても、できるだけ早く整形外科を受診し、事故にあったことを医師に伝えて診察を受けましょう。
後から痛みが出る理由は、事故の数日後に痛みが出る理由の記事で詳しく解説しています。
自分の保険会社に連絡する
自分が加入している自動車保険の会社にも、事故があったことを連絡します。
自分の保険で使える補償(弁護士費用特約など)がないかも、このときに確認しておくと安心です。
相手の保険会社からの連絡を待つ
相手の保険会社から、担当者の名前と連絡先を伝える電話が来ることが一般的です。担当者の名前、電話番号、話した内容をメモしておきましょう。
保険会社への伝え方は、保険会社への連絡の記事で詳しく紹介しています。
受診のときに医師に伝えること
- 事故にあった日時
- どんな事故だったか(追突された、など)
- 痛む場所と、痛みが出始めた時期
- 事故のあとに気づいた症状(頭痛、しびれ、だるさなど)
伝え忘れがないように、メモを持って受診すると安心です。
1週間以内にやること

- 診断書を警察に提出する:ケガをした場合は、医師の診断書を警察に提出すると、人身事故として扱われます。手続きの方法は、事故を担当した警察署に確認してください。
- 交通事故証明書を取り寄せる:保険の請求に必要になる書類で、自動車安全運転センターに申請して取り寄せます。保険会社が取り寄せてくれる場合もあります。
- 症状をメモしておく:首、肩、腰、頭など、どこがどう痛むかを日付と一緒に記録します。
- 通院先を決める:整形外科に通いながら整骨院も利用したい場合は、医師と保険会社にそのことを伝えておきましょう。
1週間のスケジュール例
| いつ | やること |
|---|---|
| 事故の当日 | 警察への連絡、相手の情報の確認、現場の写真、自分の保険会社への連絡 |
| 翌日 | 整形外科の受診(痛みがなくても)、相手の保険会社の担当者の確認 |
| 2〜3日目 | 症状のメモを続ける、通院先を決める |
| 1週間以内 | 診断書を警察に提出、交通事故証明書の手配 |
あくまで目安です。体調が悪いときは無理をせず、できることから進めましょう。
物損事故として届けている場合
事故の現場で「ケガはない」と伝えて、物損事故として届けていることもあります。
あとから痛みが出た場合は、医師の診察を受けたうえで、人身事故への切り替えについて警察や保険会社に相談しましょう。
事故のあとにしてはいけないこと

- 痛みや違和感を我慢して、受診を先延ばしにする
- 医師や保険会社に相談せず、自分の判断で通院をやめる
- 保険会社とのやり取りを記録せずに進める
- よく分からないまま書類にサインする
分からないことがあれば、その場で決めずに「確認してから返事します」と伝えて大丈夫です。
事故直後によくある質問
Q. 軽い事故で痛みもないのですが、病院に行く必要はありますか?
A. 事故の直後は痛みに気づきにくいことがあります。念のため整形外科を受診しておくと、後から痛みが出たときにも安心です。
Q. 相手が「保険は使わないでほしい」と言っています。
A. 保険を使うかどうかに関わらず、警察への届け出は必要です。補償について不安があれば、自分の保険会社や弁護士に相談しましょう。
Q. 整骨院だけに通っても大丈夫ですか?
A. まず整形外科で診断を受けることが大切です。そのうえで整骨院を併用する場合は、医師と保険会社に伝えておきましょう。
Q. 相手が任意保険に入っていなかった場合は、どうすればいいですか?
A. 相手の自賠責保険に請求するほか、自分の自動車保険の補償(人身傷害保険など)が使える場合があります。
自分の保険会社や弁護士に相談しましょう。
Q. 自分にも過失がある場合はどうなりますか?
A. 過失の割合によって、受け取れる補償が変わることがあります。保険会社とのやり取りで分からないことがあれば、弁護士に相談しましょう。
Q. ドライブレコーダーの映像は残しておいたほうがいいですか?
A. はい。事故の状況を確認するときに役立つことがあります。上書きされないよう、早めに保存しておきましょう。
Q. 事故のあと、車の運転をしても大丈夫ですか?
A. 首や腰に痛みがあるときは、運転に影響することがあります。不安なときは運転を控え、医師に相談しましょう。
Q. 事故の相手と、その場で連絡先を交換できませんでした。
A. 警察に届け出ていれば、事故の記録から確認できる場合があります。担当の警察署や保険会社に相談しましょう。
まとめ:事故直後のチェックリスト
- 事故の現場で警察に連絡し、相手の情報と現場の写真を残す
- その場で示談の約束はしない
- 当日〜翌日に、痛みがなくても整形外科を受診する
- 自分の保険会社に連絡し、使える補償を確認する
- 1週間以内に診断書を警察に提出し、症状をメモしておく
最後に

あけがわら整骨院では、交通事故後の痛みの施術とあわせて、保険会社とのやり取りや通院の進め方についてのご相談もお受けしています。
必要に応じて、提携している病院や弁護士をご紹介することもできます。
「事故にあったけれど、何から始めればいいか分からない」という段階でも、お気軽にお電話ください。
交通事故の施術については大分市の交通事故治療のページもご覧ください。
あけがわら整骨院
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